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Tips

1/8クラシックを楽しむためのノウハウや秘訣を紹介


タイヤ

クラシックレーシングはタイヤ9割。特にフロントタイヤは重要です。

フラットパン2WD

フロントタイヤは硬度45度以上のもの、リアタイヤは現行1/8の硬度32度または35度、カワハラのタイヤがおすすめ!! 
フロント45度の場合、なるべく小径の方がが車は安定するようです。
また、フロントのグリップが強い場合は、トレッドをナローにして接地面を減らすと良いでしょう。またフロントアーム後部にシムをいれキャスター角を起して行くとマイルドな動きになって行きます。
フラットパン4WD

京商のファントム20EXP・4WD・3Pが該当。基本的に2WDと同じであるが、フロントの硬度は5度ほど軟らかくてもOK!!
ファントム20EXP・4WDは、タイヤの硬度と径を合わせるだけでバッチリ走ります。

4独2WD
フロントタイヤは硬度40度程度のもの、リアタイヤは現行1/8の硬度32度または35度、カワハラのタイヤがおすすめ!!
4独4WD
フロントタイヤは硬度35度程度のもの、リアタイヤは現行1/8の硬度32度または35度、カワハラのタイヤがおすすめ!!
基本は、ほぼ現行1/8に近いセッティングとなります。
タイヤの
 貼り付け


タイヤとホイルの貼り付けは、現行1/8のように瞬間接着剤を用いる方法とEPレーシングのように強力両面テープを使う方法、また、昔のようにゴム系接着剤でもOKです。
強力両面テープ
何といっても簡単に剥がせるのが魅力
ホイル径がタイヤの内径より5ミリから10ミリほど大きければ、フェンス等にタイヤサイドを引っ掛けない限り剥がれる心配はありません。
接着の際、タイヤをほんのちょっと内側に入れて、ホイルのリブを出しておくとGoodです。
貼り方は、まず双方の油分をクリーナーで落とし、ホイル側に両面テープを張ります。次にタイヤ内側に十分クリーナーを吹きつけ、すばやくホイルにもクリーナーを吹きます。そして、すばやくホイルをはめ込みます。
整形は1日乾かしてから行います。
瞬間接着剤
十分な接着力を求めるなら、瞬間接着剤が安心。
ホイル径とタイヤ内径の差があまり無くても、仮付けしたときにピタッとしていれば接着には問題ありません。
貼り方は、ホイルをタイヤに入れて、渇きの遅いタイプの瞬間接着剤を流し込みます。乾くまでの間に位置を決め、しっかり馴染ませます。
整形は接着剤が乾けばすぐに行えます。
タイヤを剥がすには、アセトンに1日以上漬けておけば、スムーズに剥がせます。
ゴム系接着剤
昔ながらの接着方法。
今はあまり見かけない方法です。G-17接着剤が良く付いて良いのですが、汚くなってしまうのが難点。
貼り方は、双方に接着剤を薄く塗り、乾いたところでシンナーもしくはクリーナーを塗って、接着剤が少し溶けたところで、すばやくはめ込みます。
タイヤ貼り
 マル秘テク


今までにCRCMが編み出したテクニックをご紹介
ぶかぶかタイヤ トドロキ黒ホイルなどの小径ホイルに現行のタイヤを入れようと思うと、タイヤ内径が大きくてだめな場合があります。そんな時は、まずサイズに合ったふるい純正タイヤやEP1/10用のスポンジタイヤなどを探してホイルに貼り付けます。
次に、貼ったタイヤを丁度良いサイズまで削り込みます。
そして現行タイヤを貼ればバッチリ。
硬〜いタイヤ むかしのフロントタイヤは硬度が60度以上あるものもあって、タイヤを貼ろうと思っても硬くてなかなか貼れません。
そんな時は、電子レンジでタイヤを温めてやわらかくしてから貼るとGoodです。
温め時間は、タイヤの硬度にもよりますが、概ねレンジ強で30秒が目安です。硬さの程度により適度に温め時間を延して下さい。
温めすぎると急に膨張してタイヤの接着面から裂けてしまいます。くれぐれも温めすぎには注意してください。
タイヤカッター

きちんと走行させるために、タイヤの整形は欠かせませんね。
セッター本体 ヒューディーやアクティブから出ているオートマチックタイプの物が最高ですが、クロスやヨコモ、セントラルから出していた、スライダー式のものでも8パイシャフトのタイプなら十分使用可能です。ショップで入手が難しければ、ヤフオクなどで5000円前後で出ることもあります。
カッターハブ クロスなどから出ている8パイシャフト用を流用します。
BMT用はトドロキ黒ホイルにピッタリです。またEPプロ10用はいろいろと流用出来ます。
私は、ショップの安売りかごの中から見つけた物をいろいろと買ってきて、旋盤でうまく削って合わせながら使用しています。
ウェブショップにてファントム、トドロキ用を発売しています
車高

結構グリップに影響します。
フラットパン フラットパンシャーシの場合、サスペンションが無いので、フラットな路面のコースなら、なるべく低く設定したほうがマシンが安定して良いでしょう。具体的にはフロント3ミリ、リア4ミリ位でもOKです。前後バルクに取り付ける車高調整用のカラーなどを作って取り付けるか、タイヤ径を小さくして車高を下げます。
4独  
タイヤ径
グリップ&運動性能に影響します
フラットパン 車高との兼ね合いもありますが、スタートはフロント70ミリ、リア80ミリ位からです。
ちなみに私が得た各車のベスト径は、ノーマルで
アソシRC-300、フロント67ミリ、リア73ミリ
ファントム20、フロント60ミリ、リア75ミリ
同EXP4WD、フロント65ミリ、リア75ミリ
ロードエースINT、フロント56ミリ、リア75ミリ。です。
4独  
ギヤ比 フラットパン タイヤ径にもよりますが、SPLの場合ピニオン12〜13T、スパー60〜65T位です。
4独  
クラッチ関係

現行の物でも、結構使える物があります。
クラッチシュー
&フライホイル

むかしの物は繋がりが早いものや発熱の高いものもありました。
京商は、昔も今もクラッチベルとクラッチピンのサイズがまったく同じで、現行のべスペルシューやスペシャルクラッチシューがそのまま使えます。スプリングもいろいろあるので幅広く試すことが出来ます。
トドロキは当時の樹脂やアルミのシューが今でも使えます。
アソシはベル径が小さいので、当時のもの意外だと少々改造が必要です。
また現行のフライホイルや、無限、京商から発売されている3ピースシューなども少しの改造で使用可能なので、ノギスとエンジンをもってショップで合わせて検討してみてください。
エンジン関係 エンジン 自由にチョイスして下さい。オリジナルを重視するのも良いでしょう。
プラグ むかしからあるエンヤ4がお勧め。幅広く対応します。
燃料 現行のニトロ25%〜30%の物がお勧め。ブランドはお好みで。
ボディ 塗装  当時ボディは、ファスカラーやリキテックスなどの水性塗料で塗装するのがポイント。ポリカ用の油性スプレー等を使用すると、ボディから油分が奪われ割れやすくなってしまいます。
カラーリングで当時の雰囲気を出したいですね。



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