Restoration


ロードエースインターナショナル・トニースペシャルの組み立て
 
今回はINTのキットではなく、スペシャルパーツ
の組み合わせで1台に仕上げます。
3mmグラスファイバー製のスペシャルシャーシ。
標準は皿加工無し。4mmと5mmのビス穴が開いてる。
  
フルフラットにするために、90度皿モミカッターにて
皿ビス加工を施します。
シャーシの先端は路面に引っかかると割れて
しまうので、あらかじめ斜めに削っておきます。
  
標準の燃料タンクユニットに、オプションの
クイックフューエラーを取り付けます。
まずはマウントゴムのバリ取りから。
細かなところに手を加えることで質感が増します。
  
次にタンクのパーティングラインを面取りします。
バリを取り過ぎて穴を開けないように。
タンクにゴムをしっくり取り付けるため、はめ合い部の
厚みも少し調整しました。ん〜、なかなかの仕上がり。
  
ゴム部にニップルを入れるときは、破れ防止のため
必ずWD-40などのオイルを塗ってから挿入します。
これでタンクは完成。上がマフラーからのプレッシャー、
下が燃料吸い上げ用。皿下がブリザーパイプ。
  
トドロキINT系の設計ミス?の部分。
そのままだとメカプレートが上がってしまうので、
旋盤で太い部分の長さを18.2mmにカット
フルフラット化のための必需品。リアアクスルマウントの
車高調と皿ビス用セイバーシャフト。101製の超レア品。
  
短く削ったメカプレートマウントとセイバーシャフトの取付。
トドロキ独自の3ピースシャーシのジョイント部分。
リアシャーシは大胆な肉抜きのオプション軽量タイプ。
  
ステアリングユニクランク、メカプレート、リアアクスルに
スペシャルパワーユニットを取り付けた所。
メカプレートが低く仕上がっているのが解りますか。
ユニクランクとタイロット。タイロットは京商の
品番BS-23がジャストフィット。
クランクの真鍮部に合わせてナットもゴールドです。
  
タイロットの先端同士が当たるので、
ヤスリで少々削ります。
フロント周りを組み上げた所。サーボのロッドも
BS-23に入っているものでジャストフィットです。
カッコいいね。
  
フロントの車高を下げる為に、3mmのスペーサーを追加。
今回は贅沢にも標準のSPシャーシをカットして取り付け。
リアバンパー&ホイルを取り付けた所。
樹脂製スパーギアも芯を出しておきます。
  
エンコンリンゲージは京商のV-OneとタミヤTGX用を使用。
タイロットは精度と強度の面からヒロボーのヘリ用を使用。
エンジンはHGK21のMK-U。
キャブは後期物の最強8パイ。
ワークスはエンヤのG-7だったようですけどね。
  
トドロキの雰囲気を出すためにヘッドは丸型に交換。
アルミ地がワークス風?マフラーはレインボープロダクツ。
ノーマルヘッドを外した所。HGKのスリーブは、
今年の1/8世界戦でシリオが投入した
3ピースタイプと同じ考え方!!
すでに25年前に日本でやってたんですよシリオさん!
  
プレッシャーニップルの取付け。確か当時はこの辺でした。
TETTRAの4mm直角ニップルを使用。
エンジンマウント、クラッチベルなどを取り付けた所。
アルミの輝きが美しい。いい音聞かせてね。
  
エンジンの取り付け。スパーギヤは貴重ですので、
バックラッシュ調整は慎重に行います。
ボディマウント&バンパーの取り付け。
バンパーはそのままだと大きいので適当にカット。
  
サイドビュー。トニースペシャルは低重心仕様です。
フロントのアンダービュー。グラスシャーシの先端の
削り具合解ります?半分位削ってます。
  
リアのアンダービュー。この軽量シャーシがトドロキ史上
1番カッコいいシャーシだと思ってるのは私だけかな?
ほぼ完成。受信機&バッテリーホルダーのゴムは、
当時同様バイクのタイヤチューブをカット。


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