We Love Classic Racing

Meeting Information

Renewal 2009/9/26

C.R.C.M.Concept 1/8クラシックレーシングカーミーティング・C.R.C.M.へようこそ。

RCレーシングカーに没頭している方ならばご存知のように、常に頂点を目指すドライバーにとっては、最新鋭のメカニズムとパワーが勝利への最大のポイントとなります。もちろん勝つために常に最新鋭を求めるのは当然の事であり、それもまたレースを楽しむ重要な要素でもあります。しかし、その結果、それまで最新だったマシンやパーツが、突然無用のものになったりするのも悲しい事実。これは実車の世界でも同様です。

しかし、実車のクルマやバイクのレース界においては、当時のドライバーと一緒に、往年の名レーサーは過去の栄光と共にいつまでもレース史上に刻まれ、熱烈なファンが何十年も経った後に、当時を偲んでゴージャスな走行イベントを行ったりと、多面的に楽しんでいる状況があるのです。

そこでC.R.C.M.は、そんな実車の世界に見習って「クラシック」というひとつの楽しみ方を、1/8GPレーシングという究極のカテゴリーで味わえないものかと考え当てはめてみたわけです。実車のレーシングカーにヒストリックというひとつの文化があるように、RCレーシングの世界にもそれがあってもいいのではないかと。

過去に熱いユーザーやメーカーが凌ぎを削って工夫してきた1/8レーシングカーは、その時の技術力を含む全てが注入された素晴らしい産物。当時の各メーカーが「レースで勝つためのマシン」を開発したことに敬意を払い、それを取り上げ甦らせる。C.R.C.M.は、時間の経過と共に深まっていく「当時を懐かしむ」という人間だけが味わえる領域を、お洒落に楽しむ事を目的とした大人の集まりなのです。

ゆえにC.R.C.M.は、往年の名レーサーの熱い走りを再現し、当時のレーシングマインドを堪能することを大きな目的としています。
もちろんレーシングカーはコンペのために生まれたものですから、元気に走ってこそ生きるもので、もちろんそれはスピードとかタイムにも反映されるわけです。

しかし、レースとなると勝者は1人。そのままでは一般のレースと変わらなくなってしまいます。C.R.C.M.に登場する往年の名レーサーは、年式も形式も様々です。先ほども言ったようにもちろんレースはコンペですが、C.R.C.M.の精神は、当時のマシンを再現した一人一人が勝者であってほしいのです。
それは参加者全員が楽しむこと、テイストを味わうこと。
クラシックは、いかに美しく且つ格好よく走るかが重要で、勝ち負けが重要では無いと考えます。実際、実車でもトヨタ7や日産R380ではヒストリックの世界で勝敗レースはしていません。1人の勝者を選ぶなら現行のレースにて、厳しいレギュレーションの基に選ばれれば良いのですから。

さらにC.R.C.M.では、当時に思いを馳せた1/8クラシックコレクターの存在も重要です。
「強い憧れや懐かしい思いをもって再現したマシンは、簡単に傷つけたり壊したりしたくない。」「当時手に入れることのできなかったマシンだからこそ、いつまでも美しく輝いていてほしい。」そう考えるのも自然なことで、ひとつの選択肢だと考えます。

レーサーとコレクター、コンペとエキジビジョン。C.R.C.M.ではどちらの存在も重要で、C.R.C.M.コンセプトの大きな両輪です。この2つが融合、混在してこそC.R.C.M.は発展していくのです。
イベントでは、コレクターはレーサーの走りを見て当時にタイムスリップしたかのように楽しめるし、レーサーは、コレクターによるまるでキットの箱絵から飛び出してきたようなマシンを見て楽しめることでしょう。

そう、それはレーサーでもコレクターでもない、スケールモデル本来のエンスージアストというスタイルなのです。

C.R.C.M.実行事務局 (会長 山崎和彦談含む) 【一部RCワールド誌より引用】
参加資格 1/8クラシックレーシングカーミーティングは「懐かしいって気持ちいい」をテーマにした開かれた大人の集まりです。
往年の名レーサーを今の感覚でお洒落に楽しみ、当時を懐かしむ気持ちがあればどなたでも参加OKです。
レギュレーション シャーシ 年式、形式を問わず、本人が懐かしい、そして楽しいと思えるマシンであれば、基本的にはOKですが、1/8クラシックと呼ぶには、ある程度の時間の経過が必要です。
そこで、発売から15年以上経過しているシャーシであることとします。
また、厳しい決まりはありませんが、なるべく当時の雰囲気を出した車を作ってください。走らせるための現行パーツの流用や、良識ある範囲内での改造は自由。
ボディ 1/8クラシックは雰囲気が大切です。入手は年々困難になりますが、出来る限り当時のボディを使用してください。
確か現在のローラボディの原型は、80年にパーマ社が発売したVDSだったかと記憶しています。ある意味、1/8GPレーシングのボディはむかしから全然変わっていない、ということになりますね。ですから、年式や形式、スタイルによっては現行のローラボディも使用可です。その場合、塗装やボディカットで当時の雰囲気を再現してください。
また、ヨコモさんのご好意でア○シの9△7-30KLとエル×ィンカンナムを復刻していただきました。9△7は80年代後半、エル×ィンは90年代まで現役で使用されていたボディですので、1/8クラシックに幅広く使用できます。
エンジン 1/8クラシックレーシングカーミーティングは、速く走ることが全てではありません。ですから、エンジンは最近のハイパワーな物は禁止します。エンジンも基本的には15年以上経過したもので、極力当時に合ったエンジンを選定してください。しかし、現在のエンジンやクラッチを流用してマシンを甦らせ、サーキットを走るというのも大切な要素ですから、昔のエンジンが入手できない方などは、現行の適合するエンジンの搭載を認めます。例としてフラットパン2WDクラスにOS15CV、15CV-R、18CV-Rは使用可能です。
タイヤ 走りに大きく影響する部分ですから、基本的には現行のものを使用することをお勧めします。
当時のタイヤも組み合わせによっては使える場合もありますが、キチンとしたタイヤセットが出ないと、大切な車を破損させることにもつながりますので注意してください。
プロポ 安全のためナローバンド以降のものを使用すること。
当時のプロポはエキジビジョン用としていただき、使用しないでください。
エンジンカーの場合、ノイズなど雑電波の影響を受けにくいFMまたはPCMタイプのプロポがお勧めです。
また、サーキット走行をする方は、必ず予備のバンド(クリスタル)を2バンド以上用意してください。
19クラス 78年以前のクラシックレーシングカーが対象。
エンジンは、エンヤ19、OS20やHGK20などレーシング専用エンジンではない20までであること。
ジュラシャーシ、ドラムブレーキを装備しオリジナルを重視している事。
タイヤやメカ類は他クラスと同様現行の物を使用し安全を確保すること。
クラス分け レース 1.フラットパンクラス(リア駆動:リジットおよびギヤデフ装着車)
2.BD&4WDクラス(ボールデフ装着車、2WD4独、4WD)

3.19クラス(19-20エンジン、ドラムブレーキ装着車)
ビンテージ  エキジビジョン
      (休止中)
趣 旨

クラシックレーシングカーの中でもさらに貴重なビンテージ車両は、まだ常設サーキットが存在しなかった時代のマシン。
レーシング走行に馴染まない車輌による、展示&パレードランを行います。「とにかく極力ぶつけたくない」という方にお勧め。

走 行

サーキットに慣れない方で走行希望の方は、フリー走行およびサブ(暫定)クラスで走りを楽しんでください。速く走ってはいけないクラスとして、サーキットをゆっくり走るクラシックランを行います。

ベストクラシック      アワード 趣 旨 ミーティング当日、1番楽しんだであろう人を表彰するベストクラシック大賞。1/8クラシックレーシングカーミーティングは、世界的に見ても唯一日本のみの開催かも知れませんから、これって世界チャンピオンって事かも。参加者のどなたにも受賞の可能性がある名誉ある賞なのです。
ちなみに第1回は米川 敦、第2回は国本英二、第3回は加藤常夫、第4回は鎌田ブラザース、第5回は吉崎俊久 各氏が受賞しました。大賞めざしてミーティングを大いに楽しみましょう。
コンクール ド    エレガンス 趣 旨 全ての参加車による、コンクール・ド・エレガンスを行います。
当時風に仕上げてみたり、今のエッセンスを取り入れてもいいかも。
美しさもさることながら、オーナーの思い入れも審査対象となります。
山崎会長および当日のゲストが
審査を行います




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